数少ないオリロボ作品共闘シナリオの一つ。
参戦作品も「ガンバノン・スコルージ」「テントエルモの虹」
「平成妖械紀」「夢を照らす光」「ゴージャスダー」など、
往年の人気オリロボシナリオばかり。
現在も製作中と思われる。
とにかく外部で発注したMIDIが凄い。
起動時のBGMもテーマソングが流れるのもまた凄い。
今日の表題はV.S UNIONの「ジェイルブレイカーズ」より。


(↓以下ネタバレあり。)
・プロローグ
ページをめくる効果音の連発で、本をめくっている?
ギストール将軍(テンプルナイトより)の声が東方不敗師匠の声と合いそうだ。


図書室の資料を読み漁っていた奈津(平成妖械紀より)が、
真央(メタルセイヴァーより)に呼びかけられるところからスタート。
背景表示で表現するよりも、こういった人形劇で表現しているのもよい。
ちゃんと頭に汗マークが表示されるし。
奈津の解説によると、ギストールは『勝てる相手しか戦わなかったので英雄になれた』らしい。
(ヤン・ウェンリーの戦い方みたいな・・・>ギストール)


ところ変わって少年のころのカンタ(ガンバノンより)たちがギストールの前に謁見しているシーンへ。
なんと大胆にもカンタとギストールが模擬戦を?
模擬戦でカンタがギストールと互角に戦っている?
カンタがギストールを打ち負かしたが、往生際悪いギストールはなんとモルミレズを!


奈津、未央、ほたる(テントエルモより)たちと一緒に下校。
彼女らのセリフによると、ギストールは味方を守るために戦死したらしいのだが?


・第1話『英雄再び』
ワープロ風のタイトルコールがいい味を出している。


ギストール戦死後の現在、カンタはヒナト(マッドネスより)と出会う。
というかもう4度もヒナトと出会っているらしいが・・・
フシミ(マッドネスより)もこっそりヒナトとカンタのやり取りを見ていたとは。
どうもここが地下都市だったことが判明。


カンタが町を歩いていると、またヒナトと遭遇。
ヒナトからの一言がきっかけでカンタたちはカラテ道場へ。
そこでヒナトから自分の使命を・・・
そして敵襲!


襲撃してきたのはマッドネスの敵・ドネルケバブ
カンタ、フジミ、ヒナトと後から来たバロウズに警備員で敵を迎え撃つことに。
味方一機落とされても大丈夫だが・・・
瀕死の敵すら倒せない警備員が弱っちい。


カンタがフシミと接触すると、フシミがカンタに『ドリルは男のロマンだろ』と言う。
他にもヒナト、バロウズ接触するとそれぞれイベントが発生する。


敵を殲滅すると、何故かカンタにもサイズ(母艦)に招待される。
サイズの艦橋マップもしっかり作りこんでいてスゴイ。
彼らの話だとどうやらミユキ(ガンバノンより)を探しているようだが?


・第2話『地上の灯火』
地上では宇宙からの侵略者(ドネルケバブ)が地球に突如襲来したところから・・・
それに対抗するためキャリバーンチームが奮闘・・・ちょっと待て、
キャリバーンチームが統合軍を攻撃しているぞ?
さらにアメリカにも統合軍と敵対している?
もう、ワケがわからない。


ヒナトたちの探していたミユキとイガラシ(ガンバノンより)は、
ドワーフ軍に蹂躙されている村にいました。
近くに配備されている統合軍も、ドネルケバブに・・・


イガラシは洞窟まで攻めてきたドワーフを迎え撃つが・・・文字の流れる演出がコワイ!


統合軍が襲撃されている最中にようやくカンタが到着。
ヒナトがイガラシを、フシミが基地を助けたいというが、カンタは『両方守りたい』。
と言うわけでイガラシと基地を両方守ることに。


3ターン目でミユキが脱出し、イガラシの戦意上昇。
基地のほうも4ターン目で防衛成功。
ドワーフの鉄甲機がちょっと硬いのでてこずったが、何とかクリア。


サイズからの定時報告により、カンタたちはベトナムにいたらしいことがわかる。
ランデス将軍(ガンバノンより)のアイコンと口調が面白いが。