• 魔王鋼殻ギガンデモナ(作者:一生十八さん)

オリロボ辞典の管理人であり、あの名作オリロボシナリオ「メタルセイヴァー」の作者でもある、
一生十八さん作の短編スーパーロボット系シナリオ。
パイロット&ユニットアイコンがすべて自作であるのがセールスポイント。
(一生十八さんのパイロットアイコンはうまい。アニメ絵みたいだ。)
かく言う私も「幻想機人大戦」に参戦したのに、原作を知らないのではお話にならないのでプレイする。
注意事項の文章に笑ってしまった。
本当は午後一番にプレイしようとしたが、他のゲームにうつつ抜かしてしまった・・・ヤバイ。


(↓以下ネタバレあり。)
・第1話『魔王、降臨』
ノローグ中に少女の会話が挟むという新鮮な出だしだった。
主人公がどこぞの番長みたいな・・・
本屋を探していた(プロローグに登場している→)少女が黄麻(主人公)にぶつかって口論に。
ツレ(和馬)もあまり役に立っていなさそう。
その後、少女に絡んできた不良と大喧嘩に・・・って、主人公にとっては日常茶番事か。
「へぶらば!!」
と思ったらその直後に敵襲。少女がギガンデモナを召喚。
(なんかこの辺のやり取りがデモンベインを髣髴させる。)
召喚エフェクトがカッコイイ。が、何の見せ場もなしにorz
(てかなんで、娘が操手不適応なのは何故だ?)


ガルム(魔鋼殻)に踏み潰されたと思いきや、消えたはずのギガンデモナが!
そのままコクピットに吸い寄せられる形で黄麻、搭乗。
(やっぱりデモンベインみたいだ。)


戦闘はガルム3体を全滅させる事。だが、ほぼ小細工無しで勝てる。
威圧を使っても面白い。
ガルム3体を全滅させたら次はコカトリスを含む5体が相手に。
ようやく必殺武器が解放される。この辺のエフェクトもすさまじい。


アル・アジフっぽい助手娘エルファーナは勝気娘か。
「うるさいうるさいうるさぁい!」
新手の敵を全滅させた後、エルファーナと(半ば強引に)同棲をはじめた黄麻。
実際にこのコを同棲させたら余計手間かけそうだ。
エルファーナ曰く、今は亡き父のグランベルは任侠溢れる魔王だったらしい。
そして今、魔王と魔王の戦いが始まっているとのこと。
(そのために本屋を探していたらしい。)


・第2話『対なる、忠臣』
入浴中なのに風呂場まで呼びつけるとは・・・「うおらば!!」
笑ってしまった。


エルファーナは「FATE」のセイバーみたいに、現代少女の服を着ているのか?
ここで魔鋼殻と魔王鋼殻の成り立ちが分かるのだが・・・


場所変わってフタツビシという企業へ。なんかフタツビシ社もロボットを作っているのかな?
間が悪く社長室にマスコミが・・・彼(君嶋)は社長の佐上と古い付き合いらしい。
佐上と君嶋はエルファーナの元へ。


放課後、一時帰宅してエルファーナの探していた本屋を訪れる黄麻たち。
もしエルファーナが学校に登校したら・・・もうドタバタ騒ぎじゃすまないかも。
本屋へ行く前にまた襲撃。オイオイオイ。
社長の佐上も慣れた手つき(?)で避難誘導。
よく見たらフタツビシ本社も黄麻の家や学校も同じマップにあるのね。


ゾロゾロ現れる魔鋼殻がUZEEEEE!!
と思ったら、佐上と君嶋が参戦。南東部の敵は彼らに任す。
エルファーナ曰く「ケルベロス(佐上)とオルトロス(君嶋)は姿が変わっても相変わらず。」
つまり彼らはコボルト姿でもOK?


結局本屋に行くことなく4人同時に泊り込むことに・・・黄麻にとっては災難だ。
今後の話し合いで襲撃してくる敵の情報収集にいそしむ事に。
国民から穏便にドンパチできるのも佐上のコネの広さがあるのか・・・
やっぱりエルファーナも学校へ。佐上はいろいろ世話を買ってくれるいい奴だな。
黄麻も任侠溢れる奴らしいし。しかし、いつ任侠溢れる奴から悪の道へと走って行ったのだろうか?