徒花の国、これにて終幕

  • 徒花の国(1.00)

今日は「徒花の国」第7章途中(14ターン目)からプレイします。
これをクリアすればいよいよ終章。
やはり第7章が一番の難関だった。
いかに敵のラッシュをしのぐのがカギ。
盗賊は攻撃を回避してくれるが、ほかの味方が回避してくれない。


(↓以下プレイレポ)
・第7章・空の玉座(続き)
ある程度玉座に近づくと、ボス・魔術師が動き出す。
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だが、まずは護衛を各個撃破。
ここまで来たら損害など気にしていられない。

ボス・魔術師は吸精の光を使ってHPを吸収するので、集中砲火が通じにくい。
漆黒の棘を使ったときに集中砲火するといい。

成長が遅れた白騎士でボスにとどめを刺し、クリア。


・終章・夢の終わり
ついに悪魔の姿をした創造主を追い詰めた。
奥には巨大な竜の骸が……
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ベルのみで(創造)主を一撃で破壊できる。

(創造)主を破壊すると、国中のアンデットたちが成仏していく。
(城門の外にいるスケルトンも)
このあたりが淡々と語られるのでいい雰囲気を出している。


・終章外伝・誰も知らぬ廃城
マップのみ表示して終了。
タイトル画面も変化するので、一見の価値あり。
(未クリア時は夜だが、クリアすると夜明けを迎えている)


・総評
ほかのSRPGstudio作品に比べると解像度が高く、
マップチップ素材に有料のものを使っているので、
一見マップが広いように見えました。

マップ上による人形劇でイベントが進んでいくのはいい味出していました。
骸ばかりの世界観をよく出していると思っております。
ルート分岐や難易度選択、「徒花の国」という意味がないので、
プレイヤーによっては物足りないと思いますが、
もしこれが淑女作だとするなら、かなり良い出来です。

味方も「魂の欠片」を再生することによって増やしていくのですが、
特性がはっきり分かれているのが面白かったです。
結果としてベルのレベルが一番大きく上がりましたが、
物理攻撃を回避しないので、慎重に運用する必要がありました。
あと「覚醒」システムがやや使いづらかったかもしれません。
せめて「敵を撃破すると再度行動可能になる」ようになってほしかったです。
EP/FPの使い方も参考になります。

短編ながらも雰囲気がいいので、淑女作にしては非常に良いSRPGだと思います。